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charcuterie(シャルキュトリー)

木・金曜日は風邪をひいていてダウンしていました。
家に一人ということもあったので、気持ちまでダウン…病は気からというところですかね~今日からは完全復活!3月も終わりということなので、がんばっていきましょう!

今回は先日行ったビストロ会のことを書こうと思います。
『Bistro a Vin DAIGAKU』さんで行われているイベントで、いつも噂になっていました。今回は知り合いの先輩シェフ連中に誘っていただき、何とか席を確保。
今回はメツゲゲライ・クスダさんと、某シェフ、シュクレ・クールさん、DAIGAKUさんとのコラボ!テーマは毎回違い、今回は題名通り「シャルキュトリー」。
シャルキュトリーはフランスではポピュラーな言葉で、日本語に直すと食肉加工というか、ハムやソーセージ、サラミ、パテetc…などのことで、なかなか日本では馴染みがありません。フランス(言葉は違えどイタリア、ドイツなどにもありますよ)に行けばどこにでもあるし、大切な文化の一つです。
「今日はフランスの文化を食べるんだ」と意気込んでいて、楽しみにしていました。
そして待ち合わせで、先輩を待たすわけにはいけません!
のはずが…。
昼間に姫路で料理講習の仕事が入っていたので、一番最後に到着!すいませ~んっと小さくなって席に着くなり「一番遅いって!」とお叱りを受けました(笑)

気を取り直して、シャンパーニュからスタートです。
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一皿目はシャルキュトリーの盛り合わせ。
ジャンボン・クリュ、コッパ、豚の前足のジュレ寄せ、ブーダン・ノワール、アンドゥイエットの順に食べてくださいとの支持。段々味が濃いくなって趣向。
フランスへトリップしたかのような味わい。シャンパーニュが止まりません!
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二皿目は、パテ・アンクルートとブリオッシュ・ソーシソン。
パテは様々な味がして、やばいくらいに美味しかったですね!
ブリオッシュの甘味と、ソーシソンの塩味が絶妙で言葉もありません(笑)どちらも丁寧な仕事で、ただただ美味しいの一言です。
そして横ピクルス。いい仕事していましたよ!
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フランス・ロワール産のホワイトアスパラのオランデーズ。
このシンプルさ!
アスパラと卵と、ビネガーの相性良さはなんなんでしょうね~春だけの苦味の美味しさ…最高ですね!
そしてやっぱりでかいアスパラはジューシーです。
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河内鴨砂肝のコンフィ。
うちの店でも使っている河内鴨。河内鴨の砂肝はとにかくでかい!そして味わい深いです。
この砂肝のコンフィにたっぷりのビネグレットと、たっぷりのクレソン。反則技です(笑)
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スープ・ド・ペイザンヌ。
ペイザンヌは切り方の名称。野菜もハムもすべて同じ切り方に揃えることによって、食感の違いが生まれます。
そしてこの出汁の美味いこと!
野菜たっぷりのスープ、ホッとする一皿でした。

しかし、この時点で満腹中枢が信号を出していました。
結構パンパンです。

事件はこの後起こりました…
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メインのカスレ。
見た目で4人ともギブアップ!美味しい香りが立ち込めているのに、食べたいのに満腹…
伝わりますかね~この写真で。すごいボリュームですよ!

味は言わなくても分かりますよね!もちろん美味しいです。そして濃厚です。中にはソーシソン、鴨のコンフィ、豆etc…
食べても食べても減っていかない気がしました。

けどさすがは食のプロたちです。残すことはしません!(半分は僕が食べた気がしますが…)
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これがカスレに合わせたカカオパン。ナイスマリアージュです。
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デセールのファーブルトン。
プルーン入りでこれまた濃厚。これがフランス現地の味がしました。
横のミルクのグラスに救われました。
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唯一写真を撮れたワイン。
カスレにあわせて、南のコルナス2004です。
濃厚で、スパイシーな味わい。南らしく太陽に恵みをたっぷりと含んだワイン。ほんのり柑橘の香りも…
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これはテーブルクロス代わりに使われていたバスク模様の布。7本の線が特徴です。

今回はどこの席を見渡しても濃いお客様ばかりで、同業率も高い。(自分たちの席も十分濃いですけど)
4人とも満腹すぎて、なかなか動けませんでした(笑)

場所を移して二次会も、もちろんなにも食べません!
あの時飲んだレモンサワー気持ちよかったな~

という楽しい一日でした!
by ecooking | 2009-03-28 16:28 | フレンチ
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