<   2009年 03月 ( 15 )   > この月の画像一覧

charcuterie(シャルキュトリー)

木・金曜日は風邪をひいていてダウンしていました。
家に一人ということもあったので、気持ちまでダウン…病は気からというところですかね~今日からは完全復活!3月も終わりということなので、がんばっていきましょう!

今回は先日行ったビストロ会のことを書こうと思います。
『Bistro a Vin DAIGAKU』さんで行われているイベントで、いつも噂になっていました。今回は知り合いの先輩シェフ連中に誘っていただき、何とか席を確保。
今回はメツゲゲライ・クスダさんと、某シェフ、シュクレ・クールさん、DAIGAKUさんとのコラボ!テーマは毎回違い、今回は題名通り「シャルキュトリー」。
シャルキュトリーはフランスではポピュラーな言葉で、日本語に直すと食肉加工というか、ハムやソーセージ、サラミ、パテetc…などのことで、なかなか日本では馴染みがありません。フランス(言葉は違えどイタリア、ドイツなどにもありますよ)に行けばどこにでもあるし、大切な文化の一つです。
「今日はフランスの文化を食べるんだ」と意気込んでいて、楽しみにしていました。
そして待ち合わせで、先輩を待たすわけにはいけません!
のはずが…。
昼間に姫路で料理講習の仕事が入っていたので、一番最後に到着!すいませ~んっと小さくなって席に着くなり「一番遅いって!」とお叱りを受けました(笑)

気を取り直して、シャンパーニュからスタートです。
c0178068_1930990.jpg
一皿目はシャルキュトリーの盛り合わせ。
ジャンボン・クリュ、コッパ、豚の前足のジュレ寄せ、ブーダン・ノワール、アンドゥイエットの順に食べてくださいとの支持。段々味が濃いくなって趣向。
フランスへトリップしたかのような味わい。シャンパーニュが止まりません!
c0178068_19303078.jpg
二皿目は、パテ・アンクルートとブリオッシュ・ソーシソン。
パテは様々な味がして、やばいくらいに美味しかったですね!
ブリオッシュの甘味と、ソーシソンの塩味が絶妙で言葉もありません(笑)どちらも丁寧な仕事で、ただただ美味しいの一言です。
そして横ピクルス。いい仕事していましたよ!
c0178068_19304819.jpg
フランス・ロワール産のホワイトアスパラのオランデーズ。
このシンプルさ!
アスパラと卵と、ビネガーの相性良さはなんなんでしょうね~春だけの苦味の美味しさ…最高ですね!
そしてやっぱりでかいアスパラはジューシーです。
c0178068_193126.jpg
河内鴨砂肝のコンフィ。
うちの店でも使っている河内鴨。河内鴨の砂肝はとにかくでかい!そして味わい深いです。
この砂肝のコンフィにたっぷりのビネグレットと、たっぷりのクレソン。反則技です(笑)
c0178068_1931168.jpg
スープ・ド・ペイザンヌ。
ペイザンヌは切り方の名称。野菜もハムもすべて同じ切り方に揃えることによって、食感の違いが生まれます。
そしてこの出汁の美味いこと!
野菜たっぷりのスープ、ホッとする一皿でした。

しかし、この時点で満腹中枢が信号を出していました。
結構パンパンです。

事件はこの後起こりました…
c0178068_19313371.jpg
メインのカスレ。
見た目で4人ともギブアップ!美味しい香りが立ち込めているのに、食べたいのに満腹…
伝わりますかね~この写真で。すごいボリュームですよ!

味は言わなくても分かりますよね!もちろん美味しいです。そして濃厚です。中にはソーシソン、鴨のコンフィ、豆etc…
食べても食べても減っていかない気がしました。

けどさすがは食のプロたちです。残すことはしません!(半分は僕が食べた気がしますが…)
c0178068_19314820.jpg
これがカスレに合わせたカカオパン。ナイスマリアージュです。
c0178068_1932354.jpg
デセールのファーブルトン。
プルーン入りでこれまた濃厚。これがフランス現地の味がしました。
横のミルクのグラスに救われました。
c0178068_19321941.jpg
唯一写真を撮れたワイン。
カスレにあわせて、南のコルナス2004です。
濃厚で、スパイシーな味わい。南らしく太陽に恵みをたっぷりと含んだワイン。ほんのり柑橘の香りも…
c0178068_19323462.jpg
これはテーブルクロス代わりに使われていたバスク模様の布。7本の線が特徴です。

今回はどこの席を見渡しても濃いお客様ばかりで、同業率も高い。(自分たちの席も十分濃いですけど)
4人とも満腹すぎて、なかなか動けませんでした(笑)

場所を移して二次会も、もちろんなにも食べません!
あの時飲んだレモンサワー気持ちよかったな~

という楽しい一日でした!
[PR]
by ecooking | 2009-03-28 16:28 | フレンチ

Félicitations!!(おめでとう!!)


World Baseball Classic 2009

日本代表「SAMURAI・JAPAN」
優勝おめでとう!!!


本当にすごい!
日本人が世界のトップに立つ姿を見ると、日本人として誇りに思います。
堂々と戦い、世界の強豪国をねじ伏せ、堂々の優勝。

感動しました…
[PR]
by ecooking | 2009-03-24 16:47 | その他

Une chose avant un petit(少し前のこと)

久しぶりのブログです…

タイトル通り2月に行った『草喰なかひがし』さんです。3月も行っているので、それはまた今度。

『草喰なかひがし』さんの献立には、日々の季節の移り変わりが盛り込まれています。最初の料理が出された時に、大将の説明を聞いていると溜息しか出ません。そんな素敵なメニューを、やっぱり毎月食べたいんですよね~
そう思えるお店は少なく、なかなか真似できるものでもありません。
やっぱりあの土地だからこその料理!粋な料理といえばいいのかな…

そんなメニューを。
まずは八寸から
c0178068_1313935.jpg
牡蠣のしぐれ煮、炒り菜の花、ゆりね饅頭の白梅仕立て、唐墨の酒粕巻き、椿な赤蕪、節分にちなんで鰯のスモークに大豆をかましたの、蒟蒻と蕗の薹の白和えに土筆。

春が見え隠れするお皿。素敵ですね。
c0178068_13134623.jpg
いつもは白味噌ですが、2月は野芹入りの粕汁です。
大根、金時人参の紅白短冊に、焼き栃餅。ほっこりとした味で、心まで温まります。
c0178068_1314197.jpg
鯉の細造りです。
上の葉っぱは、蕪の葉を乾燥させたもの。これを鯉と和え頂きました。
ギュッとしまって凝縮した鯉の味と、辛味大根の爽やかな香りが、粕汁の濃厚な味わいを流してくれます。
すごく計算されてますよね~
c0178068_1314161.jpg
小浜の笹鰈一夜干。
炭火の遠火で焼いているので、香ばしさの中にふんわりとした食感があります。
付け合せは雪輪にした蓮根に凍餅。先ほどの鯉の鱗と実山椒の甘露煮。花びら天神(梅の種の芯)。
こういうものをさらっと出してくれる大将に感謝。
この笹鰈お店でも使いたいな~
c0178068_13143137.jpg
自然薯の磯部巻。
上にかかっている醤油のフレークと山葵でいただきます。
すべてが自然な味。『草喰なかひがし』さんらしい皿に思えました。
c0178068_13144793.jpg
ぐじの椀物。
新筍と法蓮草、椎茸が入っています。クリアで旨味の濃い出汁に、更に椎茸、筍の味と香りが溶け出していて、すばらしい味わいでした。
そして、くじの火入れ。出汁がかかって余熱での火入れを計算されています。完璧!
c0178068_13151830.jpg
ナイアガラと鯖の熟れ寿司。
来る度に味の変化を楽しめるこの熟れ寿司。
そして、このあま~いナイアガラの相性は抜群です!
c0178068_13153430.jpg
丹波猪の白味噌仕立て。
葱、大根、海老芋など根菜中心で、猪の旨味が溶け込んだ出汁を吸い込んでいます。葱の甘味が堪りません。
京都の山を表現した一椀。
c0178068_13155037.jpg
艶やかな煮え花。
c0178068_1316698.jpg
琵琶湖の焼もろこ。
このもろこもだんだん大きくなってきて、お腹の子がパンパン。これも自然の恵みにしかない味わい。自然からパワーを頂きました。
c0178068_13162264.jpg
さっきの笹鰈の骨煎餅。
最高の酒のアテです。
c0178068_13163827.jpg
これは大将からのサービス。
ひよ鶏のタレ焼で、骨ごと頂けます。噛めば噛むほどジュワっと味が出てきます。
横の粉山椒と一緒に食べるんですが、やっぱり美味しい。ちなみに先月も頂きました!
c0178068_1317141.jpg
水菜とお揚げの焚き物。ホッとする味。年取ったのか、最近こういう味好きです!
c0178068_13173625.jpg
今回のおかずは、ブロッコリーの味噌和え、蓮根の卯の花、香の物、そして目刺し!。ご飯2杯も頂きました。
一緒に行った連れは「美味しい!美味しい!」といいながら、気がつけば5杯ですよ(笑)
c0178068_13175314.jpg
そしておこげを!
c0178068_1318762.jpg
水物は朝どり苺と文旦のジュレ。
サッパリしていて美味しい。苺も甘いですね~バランスよく酸味あるし。
c0178068_13182224.jpg
干支の小皿に金平糖と小さなカフェ。
最後に一保堂の煎り番茶をいただきました。
c0178068_13184259.jpg
『草喰なかひがし』さんでは、日本酒を頼んだ時に、お猪口を選べます。僕は密かにそれを楽しみにしています。
今回は土物のお猪口で、季節の梅が描かれたものを選びました。

そしてお会計を済まし、お釣りをもらった時にビックリ!なんと久しぶりの登場ピン札の二千円札!最近存在すら忘れていました。
けど沖縄ではすごく流通しているみたいですよ。表に首里城が書かれているかららしいです。
なんか嬉しくて、子供にあげました。
c0178068_13185853.jpg
今回も大満足でした。
[PR]
by ecooking | 2009-03-24 09:07 | 和食

Un coeur clair(晴れ渡る心)

最近少し落ち込む出来事があり、心の中は暗い感じでした。ただ、毎日良い事があると、それは良い事にはならないし、落ち込む出来事があるからこそ『明日はきっと!』という気持ちになります。
それが人生だとは分かってるんですが…

まぁ落ち込んでばかりではいれませんし、明日は必ずやってきますしね~
日々前進ですね!

という鬱憤晴らしを兼ねてNEWパソコンを購入!今まで愛用していたパソコンが遂に寿命を向かえ、安らかな眠りにつきました。
早速電気屋に向かい、あれこれと説明を聞きました。難しすぎてあまり理解が出来ませんが、要点だけ教えてもらい、選びました。
子供にも相談しつつ、黒色を買うことを決心。しか~し…ナント在庫切れ。そして選んだ色はなんと赤!最初は『しょうがないな!』と思っていましたが、今はその色を見て『情熱な赤』っぽく、闘志みなぎる感じで気に入っています。
少し気分が晴れました。

そして気分が晴れない時は僕は読書をします。←漫画じゃないですよ
c0178068_1864838.jpg
“僕の好きな人が、よく眠れますように”  中村 航 著

この本はジャケ買い&タイトルが気に入った本で、本当は結構前に購入していたんですが、タイミングが合わず読めずにいました。
内容は、本当はしてはいけない恋のお話。少し切ないですが、最後はちょっと清々しい気分になります。
是非読んでみてください!

そして…
c0178068_18151184.jpg
c0178068_18152750.jpg
家の近くに咲いていた桜。まだ少し早いですよね~

桜は本当に綺麗です。小さく可憐で、この上品な薄ピンク色にはついつい見惚れてしまうほど。
晴れ渡っている青空に、薄ピンク色の桜…自然に笑顔がこぼれますし、心まで晴れてくるような気持ちになります。

そして、WBC。侍JAPANすごい! さすが松坂投手! 次は韓国を撃破して準決勝へ

世界で活躍している数多くの日本人と、小さな小さな花々に元気をもらいました。
[PR]
by ecooking | 2009-03-16 17:38 | 好きなもの

Je me souviens de Paris…(パリを思い出す…)

京都に出かけた際に、ランチへと思い寄った場所。
以前京都に住んでいた時に行ったことがあったのですが、あの頃はフランスへ行ったこともなく、ただ食事をしたことを覚えています。

ただこのお店のすばらしさは、現地のBrasserieをそのまま移築したかのような雰囲気。ポスターや置いている備品、テーブル、椅子、カトラリー、メニューetc…すべてがフランス。
お店は『Aux BACCHANALES』オー・バカナルさんです。見た感じがもうフランスでしょ

こんなフランスしているお店に来ると、お店に入ってもフランス語が喋れず、身振り手振りでオーダーして、やっと食事にありつけたParisを思い出します。あの時は辛かったな~なんかフランス人にクスクスと笑われているような気がして…←ただの被害妄想ですけど!

もうフランスには二度と来るか!と思いましたよ(笑)それが今はね~分からないものです。
c0178068_1811424.jpg
このテーブルの狭さや、赤いソファー。店内は完全にフランスですよね!
c0178068_18131751.jpg
オーダーはアラカルトで
c0178068_1813061.jpg
前菜はサラダ・ニシソワーズ。
ニース風のサラダで、具材はアンチョビ、オリーブ、ゆで卵etc…がたっぷり入っています。少し酸味のあるドレッシングで頂きます。
やっぱり野菜は取らないとダメですよね!
このサラダを食べると、今度はNICEの思い出が…
c0178068_1814490.jpg
メインはステーク・ポムフリットを。
黒胡椒と塩を効かせ、ミディアムに焼き上げた噛み応えのある赤身中心の肉に、マスタードを塗りまくっていただきます。後このポム・フリットの量!これぞフランスですよ!
c0178068_1815635.jpg
白ワインをカラフェで。
軽くスッキリめなものを、小さなワイングラスで煽るように飲むんですよね~
これはこれで美味しいです。

家族で擬似フランスを満喫しました(笑)
日本の伝統が数多く残る京都に、完全にフランスなお店。なんか不思議ですよね~ただどちらの土地も、伝統を、歴史を大切に守っているというところでは、似ているんですかね。

様々な『文化を知る』ということは、とても興味深いことだと思いました。
[PR]
by ecooking | 2009-03-15 17:40 | フレンチ

Temps heureux!(楽しい時間!)

知り合いの同業者がお店に食べに来てくれました。
本当にいつもお世話になっている方たちで、僕があと少しだから…と言うことで、こういう会を企画したみたいです。
素直に嬉しいです。
こうやって様々な人に助けられていること、応援されていること、感謝するということを忘れてはいけませんね。
まぁ~いつも飲みに行っている方なんですけどね(笑)

今回は料理はおまかせいただきました。
かなり気合を入れましたよ~10皿くらい作ったかな?『美味しかったよ』と言われた時は安心しました。普段もそうですが、こういう時は一段と緊張するもんです。

『これをシェフに!』ということで、飲ませていただいたワインたち…
c0178068_17414882.jpg
“Crémant de Loire Blanc de Blancs Brut 1984 Domaine d'Arc”
ドメーヌ・ダルクのクレマン・ド・ロワール 1984

シュナン・ブラン100%のブラン・ド・ブラン。シュナン・ブランは長期熟成させないと、葡萄の持つポテンシャルが発揮されないということなので、このクレマンは15年熟成させた後、デゴルジェをしています。
色は金色に近い綺麗な黄色の液体。20年以上も経過していて、やさしいく繊細な泡立ち。プラムやはつ蜜の濃厚な香りで、ふくよかさや滑らかさが際立ちます。古酒なんですが、フレッシュさがしっかりとあるワインですね。

c0178068_1742313.jpg
“Georges Roumier Morey Saint Denis 1er Cru Clos de la Bussiere 2004”
ジョルジュ・ルーミエのモレ・サン・ドニ・クロ・ド・ラ・ブシエール 2004

この“クロ・ド・ラ・ブシエール”という畑はルーミエ唯一ののモノポール。

ベリーな感じですが、その中でもクレーム・ド・カシスのように濃縮された果実味+絶妙な酸、スパイシーで野生的な力強さのある香り。タンニンもしっかりと感じますね。
まだもう少し熟成させたほうがいいのかなとも思いますが、これはこれで美味しい!このバランスの良さの先にある10年、20年熟成した後の姿を見てみたいですね~

こんな貴重なワインを頂いて、有り難うございます。

そしてその方たちに合流して、向かった先は…
『Ritto Marble tre』大阪・東心斎橋にあるリット マーブル・トレさんです。
前日から『連れてきてくださいよ!』言われていたらしく、まんまと僕は拉致されました(笑)時間も遅かったのもあって、食事はワインのアテ的に少しだけオーダー。
c0178068_17421647.jpg
長野産極太アスパラガスとプロシュート

北山シェフのスペシャリテの一つ。
やっぱりアスパラガスは、これぐらい太くないと美味しくないですよね~
シンプルなんですが、ボイルしたてのアスパラガスに、かっかている卵のソースとプロシュート・コットの塩味が絶妙です。
フォカッチャとのアスパラサンドも楽しみました!
c0178068_17423083.jpg
コラーゲンたっぷり
テスティーナ ディ マイアーレ 酸味の効いたサラダと

このメニューも絶品ですね。豚の頭肉を炊いて、そのゼラチン質で固め、再度焼いて提供しています。こういう丁寧な仕事が美味しさにつながりますよね!
たっぷりの野菜とバルサミコの酸味で一緒に食べるので、サッパリと食べれてワインが進みます。
c0178068_17424330.jpg
“Schreckbichl Colterenzio Pinot Grigio 2006”
シュレックヒックル・コルテレンツィオのピノ・グリージョ 2006

イタリア・アルト・アディジェだったけな…すっきりした飲み口で、フレッシュな果実味とミネラルのバランスよく、綺麗な白ワインですね。花やオレンジの皮の部分のオイリーな感じが、僕好みのワインです。

仕事の終わった北山シェフたちも席に座り、大盛り上がり!
その勢いでもう一本!
c0178068_17425467.jpg
“Colleoni doc Orcia Rosso 2004”
コッレオーニのオルキア・ロッソ 2004

イタリア・トスカーナのワインで、しっかりとした味わいがあります。タンニン、果実味、スモーキーな香りが複雑に絡み合うことで、このワインに“コクと緩やかな余韻”を生み出していると思います。
食事が無くても、このワインだけで十分に楽しませてくれるアイテムですかね!

またこの日も飲みました。ただ、みんなと楽しく飲むお酒は本当に美味しい!

その時、東心斎橋の“アノお店”から電話。
〆ワインを飲みに、一緒に行った方と消えていきました…
[PR]
by ecooking | 2009-03-13 17:14 | イタリアン

Un signe du printemps(春の兆し)

先日、大阪・豊中にある『蕎麦屋 木田』さんに伺いました。
このお店は、うちの店のお客さんから『シェフのこと言っといたから、是非行ってみて!』と言われていたのですが、なかなか時間が合わずにいました。
噂にも聞いていたし、あの『ラ・ベカス』出身らしく、興味もすごくありましたしね。

場所は大好きなラーメン屋『五大力』さんの隣で、店構えが渋いです!
c0178068_12493139.jpg
c0178068_12494979.jpg
この後の写真に出てくる器など、一つ一つのアイテムにこだわりを感じます。
c0178068_125053.jpg
店内はこんな感じ。
風情がありつつ、シンプルでモダンな印象。
好きな感じのお店ですね!

蕎麦を待っている間にこれを!
c0178068_12503678.jpg
c0178068_12512421.jpg
身欠きにしんの自家製甘煮。
この艶と照りはヤバイです!甘味も上品ですし、身が全然パサパサしていません。こういうのを食べさせられると、蕎麦も期待できますよね!

あぁ~日本酒が飲みた~い。
c0178068_12521986.jpg
春野菜の天婦羅。
筍、コゴミ、たらの芽、空豆、蕨etc…
サクッとフワッ!噛んだ瞬間から、ほろ苦い春が口に広がります。

そしてメインの蕎麦です。
c0178068_12524395.jpg
c0178068_1253135.jpg
今回は限定の十割蕎麦を頂きました。
麺にコシがしっかりとありつつ、サクッとした食感。極細なので、ズズゥーっと喉ごしも心地いいですね~

まずは蕎麦に何もつけずに、そして塩で頂きました。蕎麦の香りが堪りません。次は出汁をつけて、最後に山葵と薬味を入れて…
色々な味で楽しめるし、美味しい蕎麦だからこその楽しみ方ですよね!
この蕎麦の色もいいでしょ!
c0178068_12561874.jpg
薬味はシンプルに葱と山葵のみ。
本山葵なのがいいですね!
c0178068_12533518.jpg
最後は蕎麦出汁に、蕎麦湯を入れてもらい、これで〆。

今回は『蕎麦』を十分に堪能しました。にしんも天婦羅も美味しかったのですね~
今度は夜にアテと日本酒、〆に蕎麦という感じで行きたいです。
多分日本酒止まりません…

大将美味しかったです!またよろしくお願いします。

そしてもう一つの春の兆し…
c0178068_1437860.jpg
今日の出勤途中で見つけたもの…土筆です。
もう春がすぐそこまでやってきていますね!
[PR]
by ecooking | 2009-03-12 16:10 | 和食

Un peu plus(もう少しだけ…)

またまた大阪・北新地にお出かけ。
今宵の店も知人がやっているお店『Cugnette』キュニエットさんです。オーナーの今城さんとは2年前くらいに知り合ったけな~そこから周年であったり、食べに来ていただいたりと、お世話になっているお店です。

キュニエットさんは、いわゆる自然派ワインばかりをオンリストされていて、いつもマニアックなラインナップで楽しませてくれます。

今回も素敵な料理と、情熱なワインを頂いてきました。

料理はアラカルトで…

アミューズはサラミと鴨の生ハムにフォアグラのテリーヌを鋳込んだもの。欠かせないシャンパーニュとの相性もいいですね。

そして前菜。
c0178068_1584149.jpg
サラダリヨネーズ。

鶏肝やベーコン・ジャガイモなどをソテーして、葉物と一緒に粒マスタードでメランジェしたサラダ。名前の通り、フランス・リヨンの郷土料理ですね!
素朴な味で、美味しいです。
c0178068_1585514.jpg
蝦夷鹿のテリーヌ。

テリーヌは少し硬かったかな~ただこれは僕の好みなのであしからず…
テリーヌの塩味なんかはバッチリでしたね!添えてあるピクルスもしっかりとした量があって、この料理を軽やかな印象にさせてくれます。
c0178068_1591164.jpg
帆立貝と白身魚のクネル。

これもフランス・リヨンの郷土料理。
リヨンでは川鱒を使い、エクルヴィスバターとベシャメルを合わせた“ソース・ナンチュア”をかけてオーブンで焼きます。
キュニエットでは帆立貝と白身魚を使っていて、ソースはアメリケーヌソースを使用し、最後にバーナーで焼き目をつけています。この香ばしさとたっぷりの野菜がいいですね~
c0178068_159272.jpg
c0178068_15101457.jpg
仔羊のロースト。

仔羊のジュとローズマリーのソースが美味しかったですね~火入れは若干ビアン・キュイかなという感じですが、噛めば噛むほどうま味が広がっていきます。一皿がしっかりとした量で、どの皿も食べ応えありますよ!
そして付け合せはジャガイモたっぷりのリヨネーズ。今日はリヨン特集ですね(笑)
c0178068_1511118.jpg
“Gilles et Catherine VERGE Vire-Clesse Cuvve Vieilles Vignes 2000”
ヴェルジュ・ジル・エ・カトリーヌのマコン・ヴィラージュ・ヴィルクレッセ キュべ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2000です。
フランス・ブルゴーニュのワインで、この葡萄の木の樹齢はなんと120年!通常は長くても40年くらいらしく、この木はほとんど葡萄の実がならないそうです。
ただ、つけた実は120年間張った根で、大地の養分を力いっぱい吸い上げ、すばらしいワインになります。
実際飲んだ印象は、すごくミネラリーで花の香りがし、僕が知っているマコンとは全然違いました。味にも、香りにも深さがあるというか、ヴィエイユ・ヴィーニュな奥行きを感じました。
葡萄やワインを愛してやまない、そして作り手の話を今城さんから聞くと、更に納得!
このワインはそんなワインでした。
c0178068_1511485.jpg
このワインのコルク…
酒石というダイヤモンドで輝いています。素敵ですね!
c0178068_15122929.jpg
“Jean Marc BRIGNOT Que d'Lezards 2005”
ジャン・マーク・ブリニョのアルボワ“クゥ ドゥ レザー”2005です。

フランス・ジュラのワインで、葡萄はトゥルソー、プルサールという土着品種で作られています。すごく力強いのですが、濃すぎない綺麗なワインです。
フルーティさやコクしっかりとあり、やさしい口当たりで、結構好きな味だな~
そしてこの作り手も相当な情熱の持ち主で、ワイン醸造かになるのが夢で、10年越しに夢をかなえた話など聞いただけですが、とても感動させられました。
どの世界にもこういう情熱家はいるんですね!
c0178068_15124465.jpg
追加で飲んだワイン。
なんだったけな~結構しっかりめな物を選んでもらったんですが…
忘れてしまいました…
c0178068_1513642.jpg
デセールはリンゴのタルト。
タタンではないオーソドックスなタルトは久しぶりに食べましたね。美味しかったです!

デザートに合わせていただいたお酒は…
c0178068_1513186.jpg
もちろんカルバドス!
5年と熟成が長いわけではないのですが、香りとコク、ウッディーな感じは申し分ないですね!
カルバドスも大好きなお酒の一つです。
c0178068_15133128.jpg
“Pineau des Charentes ”ピノー・デ・シャラント

フランス・コニャック地方のヴァン・ド・リキュールです。このワインは、葡萄のフレッシュな果汁と、ある程度熟成されたコニャックを混ぜ、出来上がるお酒です。フルーティで花の香りが余韻にもつづき、甘いのみ口がデセールをまた美味しくしてくれます。
これは今城さんがサービスで教えてくれました!へぇ~と話を聞くのに夢中でした。

そして〆のお酒は…
c0178068_15141125.jpg
“Kirsch”
さくらんぼから作られるお酒“キルシュ”ですね。これも今城さんが、去年フランスに研修で行った時に見つけてきたもので、日本には入荷していないそうです。ただこの頃は結構酔っ払っていて、正直あまり味を覚えていないんです…今城さんスイマセン!

c0178068_15142314.jpg
これはキルシュの先についていたもので、30mlを計って注げるアイテム。ポップでかわいいですよね~


今回はキュニエットを本当に満喫しました。もう少しだけ飲みたいな~と思えるアイテムばかり!
やっぱり美味しい料理と美味しいワインがあれば幸せになれますね!また伺わせていただきます。
その時は楽しいフランス談義をよろしくお願いしま~す!
[PR]
by ecooking | 2009-03-10 15:36 | フレンチ

Collaboration!(コラボレーション!)

先日、お世話になっている『レストラン ユニック』のコラボディナーに行ってきました。と言っても、もう三週間くらい経つかな~
今回のコラボは、『MIWA』の坂井シェフ(もう辞めましたけど)とで、どちらも知っているし、お世話になっている方々です。このコラボは『nakanaka』の松本さんに誘っていただいて、来ているお客さんも知り合いで、もう店じゅう知り合いばかり!なんだこの店!と思いました(笑)

『nakanaka』の松本さんとは、ここ最近よくご一緒させていただいているんですが、いつも話が面白く楽しい夜になります。ワインの話や美味しい店の話etc…鮨屋なんかメチャメチャ知っていますからね~

今回も色々な話をしましたね~あんなことこんなこと!
もちろん楽しい話ばかりですよ!

ほんと最近松本さんとはよく飲みに行っているよな~誘っていただいて有り難うございます!!

と言うことで本題のコラボ…
料理は美味しかったですね~スタイルが違う二人なので、余計に良さが際立ちます。話に夢中で、写真は数枚だけ。
c0178068_10583985.jpg
c0178068_10585523.jpg
メインディッシュのホロホロ鶏で、この皿は坂井シェフ作。
ホロホロ鶏の部位ごとに調理法を変えていて、様々なテクスチャーが楽しめました。ただ基本はシンプルで、味付けも軽やか。素材を十分に生かした皿ばかりで、全10皿構成のコースもサッパリと頂けました。
c0178068_10591325.jpg
グラン・デセールはショコラ。中山シェフの皿です。
ショコラを様々な形に変え、中に入っているフランボワーズのピューレで頂きます。甘さも控えめだ、大人のデセールといった感じですかね。

今回はコースにあわせてグラスワインを飲みました。シャンパーニュ・白・赤を合計4杯。少し控えめな感じでしたね。


挨拶を済ませ、〆ワインを飲みに向かった先は…
先日のブログでも書いている『Bistro a vin DAIGAKU』さん。
c0178068_10594836.jpg
“Poderi SANGUINETO Vino da Tavola Bianco '07 ”
ポデーリ・サングイネートのヴィノ ダ ターボラ ビアンコ 07です。
フォルソーニ姉妹が作る自然派ワイン。丁寧に葡萄を扱い、丁寧に醸造したすっきりした飲み口。カリンの香りややさしい果実味があり、ミネラルの余韻を感じながら、タイトな印象。
〆ワインにはもってこいのアイテムでした。

そして最後にもう一件…
深夜の鮨を食べに、二人で向かっていきました…
[PR]
by ecooking | 2009-03-08 09:35 | フレンチ

Le jour du mimosa(ミモザの日)

この前、仕事で西天満にある辻学園まで行っていました。

その日の昼食にとトォルトゥーガさんがやっているカフェ『ル・ボワ』に向かったのですが…
定休日なのか、あいにくの休み。
そして次に向かった先は…
淀屋橋odonaにある『アド・パンデュース』さん。なんとココは、ランチのラストオーダーを2分過ぎていて入れてくれませんでした!
ショックです…

ランチを諦めようと、西天満に戻っている途中で「あそこまだ開いているかな~」と思い出した店が。
あまり時間もないし、早歩きで向かった先は…

『カシミール』さんです。
なんと待ち人ゼロ!超ラッキーです!あまり店にもお客さんがいなくて、マスターも色々と話してくれました。“残り物には福がある”とはこのことですね!
c0178068_20255593.jpg
今回はキーマ+野菜を玄米で。
やっぱり美味しいですね。スパイスの香りが堪りません!

マスターが作っている姿に見惚れていると、「すごく見てますね~」と注意をされました(笑)カウンター仕事はどうして見てしまうんですよね。

そして本題です。この写真、何か解りますか?
c0178068_20294359.jpg
c0178068_20301227.jpg

明日3月8日はミモザの日。
ということで、うちの店のテーブルを彩ってくれているミモザの花をパチリ!

3月8日は国際女性デーだそうです。
イタリアではこの日、男性が日ごろの感謝を込めて女性にミモザの花を贈ります。だから「ミモザの日」とも呼ばれていて、この日を迎えると街中にミモザの花が見られるようになるみたいです。

素敵な習慣ですよね。
普段なかなか女性のお花を渡すことが無いし、正直照れますしね!でもこういう日があれば、「ミモザの日だから!」って渡せますもんね~

じゃあ明日は、奥さんにミモザの花を買って帰ろっかな~
「ミモザの日」だからってね!
[PR]
by ecooking | 2009-03-07 22:42 | カレー