少し前の話ですが。
お正月休みに家族でヴェルサイユに行って来ました。 この場所は妻の希望で決定! まだ空が薄暗い中、お弁当を持って家を出発。 この感じで朝8時ですよ! 低血圧の僕にはきつい国です… ヴェルサイユまでの行き方は、最寄りのメトロからRERに乗り換えて、ヴェルサイユ・リブ・ゴーシュという駅まで一本。 そんなに遠くないし、楽チンな旅です。 息子はメトロの路線図に新しい駅などを書いていました。 この帽子は息子のお気に入り。 parisの古着屋で買ったもので、この帽子を被って街を歩いていると良く声を掛けられます。 売り物のエッフェル塔のキーホルダーなんかももらったり… お金がかからない孝行息子です。 電車に揺られて1時間くらいでヴェルサイユに着きます。 この建物はこの街の市庁舎。 まわりには高い建物が無く、朝の冷たい風が吹いていました。 学生の頃、世界史の授業で習った場所が目の前に広がっています。 不思議なこの感覚。 そしてこのヴェルサイユ宮殿は世界遺産。 また世界遺産コレクションが一つ増えました。 ルイ14世時代のバロック建築。 以前行った日本の白川郷とは正反対な派手さ。 とにかく派手で、『類を見ない宮殿を!』というコンセプトのもと建てられたものらしい。 同じ世界遺産でも佇まいは様です… 影のヴェルサイユも悪くない。 雲の動きがダイナミックで、好きな1枚。 隅々まで手入れが行き届いています。 天井の壁画もヨーロッパらしい感じ。 当時の画家を沢山呼び寄せ書かせたものらしい。 壁はすべて鏡。そして無数のシャンデリアが煌びやかに天井からぶら下がっています。 こんな場所見たことがありません! セーヌ川の一部流れも変えたらしい。 そして… 建物、内装、庭などすべてに贅を尽くした数々に圧倒されるばかりです。 しかし、このすべてが国民の税金からという歴史も付きまとう。そしてルイ16世の時代に国民の怒りが爆発し、フランス革命へと繋がって行きます。 血塗られた歴史があれど、今に残るこの建造物は紛れもなくその時代を象徴するもの。 見学している時は複雑な気持ちになりました。 次はグラントリアノンへ
by ecooking
| 2010-01-18 17:50
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