やっと念願叶いました。京都・山崎にある『サントリー山崎蒸留所』へ行ってきました。3~4年前から、少しずつウイスキーを嗜むようになり、いつかは…っと思っていました。
仕事柄、一つのものが出来上がっていく工程を見るのがすごく好きで、そこからインスパイアされることも多いし…いつも何かクリエイトしてたいなとと思う今日この頃。 今日はそんな堅いことを考えずに、純粋に楽しんできます~ 小学生の時の工場見学を思い出すな~ じゃ~ 出発で~す 山々に囲まれていて、景色がいいですね~ そしてなんといっても空気が美味しい!思わず深呼吸してしまいました。 中の写真がタンクで、この中に麦汁が入っています。そして下の写真の木の樽でアルコール発酵させていきます。この時点で結構なお酒な香りがしていました。 あぁ~ヨッパライソ~ この中で温め水分を気化させていきます。水蒸気にして急激に冷やすと、よりアルコール度の高い液体になっていきます。色々な形があって、一つ一つ味に違いが出るそうです。すげー! コレがその液体です。まだ透明なんですよ~ ここがウイスキーの蔵で、薄暗くてジメッとした感じ。さっきの透明な液体を樽に移して、ここで何十年もかけて静かに熟成していきます。その時間が樽の色・香りなどを液体に移していく。そして、あのなんとも言えないウットリするような液体に変わる。 色々な年代の樽が置かれていて、置いている場所で味も変わるらしい。自然の凄さですね! そしてサントリー山崎の最初の樽!樽の番号がno.0001になってるでしょ。『ここから私どもは始まりました』と案内してくださった方が言っていました。いい言葉ですね! こうして出来上がった様々なウイスキーを、ブレンダーという職人の方がブレンドして、初めてシングルモルトになる。一樽一樽の持っているポテンシャルを、ブレンドすることで最大限に引き出していく! その仕事をテレビで見たことがありますが、何百というサンプルの香りを嗅いで、飲みブレンドしていく。気の遠くなるような作業をして始めて『山崎』というシングルモルトが出来上がる。 いや~今回は本当に楽しかったし、勉強にもなりました。何よりも自分が大好きなモルトですしね! 『日本ではシングルモルトは造れない』といわれていて、しかし情熱を持ってそれに挑んでいく。何度も何度も失敗し、試行錯誤を繰り返したっと資料にも書いてありました。その努力と情熱が、いまや世界五大ウイスキーの一つに数えられるようになった。スコッチウイスキーが有名ですが、山崎はこの土地の水・麦・空気でこのモルトを創っている。ここでしか、この場所にしかない味・絶え間ない努力そして情熱があの瓶には詰まっていると思います。 次飲む時は考え深いものがあるな~ その思いに浸ってグラスを傾けるのも悪くない… 最後に一枚!この山崎の源を
by ecooking
| 2008-11-14 12:21
| その他
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